借用書例

借　用　書

●●●（以下「甲」という）と●●●（以下「乙」という）とその連帯保証人●●●（以下「丙」という）は、平成○○年○○月○○日に交わした金銭消費貸借契約（以下、「本件契約」という）について、以下のとおり約する。

第１条（金銭の額）甲は、乙に金○○万円を貸与し、乙はこれを受領した。

第２条（貸与の期日）本件契約における金銭貸与の期日は平成○○年○○月○○日とする。

第３条（貸与の条件）甲が、乙に本件契約における金銭を貸与した後、乙が所有する下記不動産を売却して受け取った金銭をもって、本件契約に基づく債務を甲に支払うものとする。

第４条（連帯保証人）丙は、本件契約における乙の債務を連帯保証し、本件契約に基づき発生した乙の債務について、主債務者と連帯して、その履行の責めに任ずる。

以下、省略

金銭消費貸借、いわゆる借金をする場合です。

金銭授受が契約の成立要件になります。

金銭の貸し借りは後でトラブルになることが多いので、記述は詳細に行うようにしてください。

実際には、利息の定めや遅延損害金等についても定めます。

なお、当事務所は借用書を作成して金銭消費貸借の現場に立ち会うサービスも行っております。

金銭消費貸借契約と同時に、不動産に抵当権を設定するタイプの契約書です。

登記も同時に行います。 

金銭消費貸借抵当権設定契約書

貸主Ａ株式会社（以下「甲」）と、借主Ｂ株式会社（以下「乙」）は、次の通り金銭消費貸借契約及び抵当権設定契約（以下「本契約」）を締結した。

第１条【契約金額】

甲は、乙に対し金１０００万円を貸し渡し、乙は本日現金で受領した。

第２条【金利】

本契約において、前条の貸金の利息を次の通り定める。

年率 ５．５％（月割計算）

第３条【返済方法・返済期限】

返済期限は契約日より３か年とし、乙は、元金及び利息を別紙返済計画表に基づき甲に返済する。

２　乙は、甲の指定する金融機関口座に毎月末日までに振込にて返済しなければならない。

３　振込手数料は、乙の負担とする。

第４条【抵当権設定】

乙の返済金支払を担保するため、次の土地に甲が抵当権を設定することに乙は合意した。

所在地 兵庫県○○市○○町

地　番 ○番地○

所有者 Ｂ株式会社（持分１００％）

地　目 宅地

地　積 １５５㎡

種類 抵当権

以下、省略

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